今回は自律神経と動悸についての解説をします。
自律神経失調症にお悩みで足うら屋へ来院される方々にかなり一致するのが
実は「動悸」なんです。施術をしている際にも動悸でお困りでしたり、高血圧との関係を質問されることが多かったのでこちらを取り上げていきます。
自律神経と動悸の関係性について触れる機会になれば嬉しいです。
自律神経と動悸が関係のある理由
自律神経と動悸の関係性は「心臓が不随意運動」で動いていることにあります。(ふずいい運動と読みます)
興味のある方は
を是非ご覧ください
上記のお役立ち情報にも記載してありますが
自律神経のチェックポイントの一つに拍動があります。
心拍数が一定でなかったり、運動をしていないのに拍動が早かったりすると注意です。
この拍動の早さを「動悸」とも呼べるのではないかと思います。
解決方法は左胸・鎖骨周辺がポイント
この動悸の改善策はズバリ左の胸と左鎖骨の周りのストレッチです。
この理由は
「心臓に戻ってくる静脈血が左胸の固さにより戻りにくいから」なんです。
この心臓戻ってくる血液は酸素を使い切っていてこの血液が心臓に戻らないと。。。
酸欠と脳が判断します。そして
心臓の動きを早くして酸素のある血液を全身に送り出す仕組みが「動悸の正体」です。
対策①胸周りのマッサージ
外的刺激を身体に与えることでリラックス効果が期待出来ます。
私はマッサージ最大の効果は「リラックス状態を作り出すこと」だと思います。
これは私自身がマッサージを受けていて感じるものです。
このリラックス効果を得ることで心身に安心感が生まれると自律神経の働きは自然に穏やかになっていきます。
そして、左の胸部から心臓に向けて静脈が流れ始めます。
対策②姿勢のパターンを増やす。
実は良い姿勢ができるだけでは、動悸は改善しないんです。
その理由は「一つの姿勢しか出来ないと血液循環がワンパターンになるから」です。
身体の姿勢の変化をもたらすことで血液の流れは変わります。
つまり、「良い姿勢と同じくらい悪い姿勢が取れることも大切です」と当院では伝えています。
おおよその方が「悪い姿勢の達人」です(笑)
という事はあとは簡単な事で
「良い姿勢の達人になる」これだけです。
では達人になるためのステップはズバリ
運動(ストレッチ)です
運動の素晴らしいところは「日常にはない刺激を身体に伝えられる事」です。
ただ、現代人の日々は多忙になりすぎているのも十分理解しています。
なので「隙間時間」を用いて軽いストレッチから始めてみましょう。
ストレッチ紹介は
もう一つ、東洋医学の視点から
高血圧の方にも有効なツボです。
ここをジワーッと30秒くらい押してあげましょう。
このストレッチはどこでやる時間があるのかがポイントです。
座っている時間があるとすれば
①仕事の休憩前・席を立つ時など 湧泉は向かないかと思います。
②食事など自分の時間となるタイミング
③朝起きたタイミングですぐに行う
④朝、血圧を図るタイミング 動き出すタイミング
その他 あなたのタイミングの良い時はどこにありますか?
最後に
今回は自律神経と動悸の関連性についてお話させていただきました。
自律神経は一般の方には聞きなれてきてはいるものの
対策が投薬しかない と感じられている方も少なくありません。
ですが、このような方法がいくつかあれば、自分で動悸をコントロールすることも可能になってくると思います。
この血圧を下げる方法を用いてもなかなか変化を感じられない方もいらっしゃるかと思います。
その時は是非一度、足うら屋へご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。