好転反応ー一般絵的には整体を終えた後に起こる反応を指すかと思います。
私自身、便利な言葉だなと考えていた時期もありましたが様々な講習を受講することでとても明確に理解できる様になりました。
今回はそんな好転反応のお燔祭をさせて頂きます。
好転反応の正体
好転反応の正体はずばり「身体に対する脳の反応」です。人間の脳は大変優秀であらゆる変化に敏感に反応を起こします。
例えば、五感なんかが良い例です。
(視覚・聴覚・身体感覚・嗅覚・味覚)
そしてこの五感は一人一人優位に用いられているものが違います。
ここでは視覚・聴覚・身体感覚の反応を扱っていきます。
①視覚優位
視覚が優位の方はふらつき・めまいの様な症状を感じる場合があります。
こちらは視点が変化することで脳が普段とは違うと認識してしまうことが原因です。
この様な変化が起こるケースでは頭の位置が変化しているケースが多いです。
②聴覚優位
聴覚優位の方に起こる反応としては、耳を介して起こる頭痛の様な症状がありました。
後は頭がぼーっとする状態などが挙げられるかと思います。
耳鳴りまではいきませんが聞こえ方が変わる方もいらっしゃいます。
③身体感覚優位 ※一番多いです
身体感覚優位の方は日本人では非常に多いです。学習した背景では海外の方は視覚優位が多いと聞きました。※海外ではエビデンス(データが重視しれてます)が重要になってますよね。
話を戻しますが
身体感覚優位の方にはだるさ・身体の重さなどで変化を感じる方です。
何で好転反応は起こるのか
一番最初に好転反応は脳から起こるというお話をさせて頂きました。
このメカニズムは脳が変化に従脳するのに時間がかかるからです。
すでにあなたの生活習慣にはあなたの症状を発生させる要因がいくつもあります。
この習慣の変化に起こる反応が好転反応です。
あなたも「施術をした後は良いんだけどまた元の状態に戻ってしまう。
という体験をしているのだと思います。
その時の脳内の反応は
①無意識・維持不能(通院1ヶ月)
ー初めて聞いた・理解が追いつかない こんな状態です。
この状態は通院初期には当然起こります。
症状を回復させるという事は「全く違うステージへ進む」ことと同じだからです。
この状態でストレッチなどのセルフケアは効果を発揮できませんが、
セルフケアを継続すると次のステージで進みます。
②意識・維持不能(通院2ヶ月 再現性が低い)
次のステージは意識はしているのだけど安定した変化や効果を維持できない状態です。
「わかっているんだけど、難しい」という感じでしょうか。
ここには様々な葛藤があります。
最初からうまく行く事はないですし心配はいりません。
このステージでは身体の反応を受け取り、新たな選択肢を増やしていく時期です。
③意識・維持可能(通院3ヶ月 再現可能になる)
このステージまでくると好転反応からは無縁の身体になっているはずです。
良い状態を維持するため、変化に必要な時間は7,000時間と言われています。
これが習慣を変化させるのに必要な時間です。
子供の頃、新しいことを覚えるのは時間はかからないことがありますが
それは新たな習慣を脳に入れるのに余計な経験をしていないからです。
大人はあまりに多くの経験をしてしまい、賢くなりすぎているのは間違い無いです。
最後に
あなたの症状を回復させる過程に好転反応があることは知っていおいてください。
※全ての方に起こるわけではありませんが
変化を歓迎して、身体が何を知らせているのかを受け取り
あなたの症状が回復する方向へ進んでいきましょう。
好転反応ではないか という状態になりましたら
我々にお知らせください
最後まで読んで頂きありがとうございました。