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今回は 

**椎間板ヘルニア 再発率はどのくらい?**手術後に再び腰痛や足のしびれが出る可能性が気になる方へ。腰椎椎間板ヘルニアの再発率・再手術率の違い、術後1年・2年・5年の目安、再発しやすい人の特徴や原因、再発予防のために意識したい生活習慣、来院・受診の目安まで専門家がわかりやすく解説します。

この記事は整形外科リハビリ科に10年間勤務し、術前・術後のリハビリ実務を経て独立。業界歴18年。
脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、変形性股関節症などに対する根本改善を得意とする院長が
医療現場での豊富な臨床経験と、数多くの手術回避事例に基づき、本記事を監修しています。

記事構成

①椎間板ヘルニアの再発率はどのくらい?まず知っておきたい結論

②椎間板ヘルニアが再発する原因は?再発しやすい人の特徴

③椎間板ヘルニアが再発した?自分で確認したいセルフチェック

④椎間板ヘルニアの再発を防ぐには?日常生活で意識したい予防方法

⑤椎間板ヘルニアの再発が心配なときは?来院・受診の目安

椎間板ヘルニアの再発率はどのくらい?まず知っておきたい結論

5d642db3-f55c-4997-8d55-3e7af3e75292「椎間板ヘルニアは一度改善したら、もう再発しないの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。結論からいうと、腰椎椎間板ヘルニアは症状が落ち着いたあとや手術後でも、再びヘルニアがみられるケースがあると言われています。ただし、「再発率○%」という数字だけを見て必要以上に不安になる必要はありません。再発の定義や手術方法、経過した期間によって報告されている数字には幅があるためです。特に「再発率」と「再手術率」は意味が異なるので、分けて考えておきましょう。

椎間板ヘルニアは改善・手術後でも再発する可能性がある

「手術でヘルニアを取り除けば、再発することはない?」というと、必ずしもそうとは限りません。手術後に一度症状が改善しても、同じ部位から新たにヘルニアが出現するケースがあると言われています。参考記事でも、手術後の再発や合併症の可能性について紹介されています。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/lumbar-herniated-disc-surgery-risk/

「再発率」と「再手術率」は同じ数字ではない

ここは少しわかりづらいところです。「ヘルニアが再発した人=もう一度手術をした人」ではありません。画像上でヘルニアが確認されても、症状がなければ再手術に至らないケースがあります。そのため、再発率と再手術率を同じ数字として扱わないことが大切です。

術後1年・2年・5年で再手術率の目安は異なる

腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021では、ヘルニアの再発に対する累積再手術率は、術後1年で0.5〜4.0%、2年で1.6〜9.6%、5年で1.5〜8.5%と報告されています。研究によって数字に幅があるため、「自分もこの確率で再発する」とそのまま当てはめるのではなく、ひとつの目安として考えるとよいでしょう。

画像上で再発していても症状が出ないケースがある

「MRIでヘルニアがあったら再発?」と心配になるかもしれません。しかし、画像上でヘルニアの再発が認められても、症状を伴わないケースがあると言われています。画像だけではなく、腰痛や足の痛み、しびれなどが出ているかをあわせて確認することが重要です。

手術をしていない人の再発率は一律に示すことが難しい

一方、手術をせずに症状が改善した方については、「再発率は○%」と一律に示すことが難しいのが現状です。再発率を調べた研究の多くは手術を受けた方を対象としており、再発そのものの定義も報告によって異なると言われています。「何%なら安心」と数字だけで判断せず、再び腰痛や足のしびれなどが出ていないかを確認していくことが大切です。

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椎間板ヘルニアが再発する原因は?再発しやすい人の特徴

「一度手術をしたのに、どうして椎間板ヘルニアが再発するの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。椎間板ヘルニアの手術では、問題となっているヘルニアを取り除いても椎間板そのものがなくなるわけではありません。そのため、同じ場所から再びヘルニアが出たり、別の場所に新しく発生したりする可能性があると言われています。また、喫煙や椎間板の状態など、再発リスクとの関連が報告されている要因もあります。

手術後も椎間板が残っているため同じ場所から再発することがある

「手術で全部取り除くのでは?」と思うかもしれませんが、一般的な椎間板摘出術では突出した髄核などを取り除くため、椎間板自体は残ります。そのため、一度症状が落ち着いたあとでも同じ椎間板から再びヘルニアが生じるケースがあると言われています。

引用元:ふじさわ整体院「腰椎椎間板ヘルニアの手術のリスクとは?」

同じ椎間板でも初回とは反対側に再発することがある

再発というと「前回とまったく同じ場所」を想像しがちですが、必ずしもそうではありません。同じ高さの椎間板でも、初回とは反対側にヘルニアが生じた症例が報告されています。つまり、「前は右足が痛かったから、左足なら再発ではない」と自己判断しないことが大切です。

別の椎間板に新しいヘルニアが発生することもある

手術をした椎間板とは別の高さに、新たなヘルニアが生じる可能性も考えられます。ただし、研究によって「再発」の定義には違いがあり、別の高さに生じたものを同じ意味で再発と扱わない場合もあります。「また腰や足が痛い=以前のヘルニアが再発した」と決めつけず、症状が続く場合は医療機関で確認してもらいましょう。

喫煙・体重・腰への負担などが再発リスクに関係する可能性がある

「どんな人が再発しやすいの?」という点では、特に喫煙が再発リスクを高める要因として報告されています。一方、体重については研究結果が一致しておらず、BMIとの明確な関連を認めなかった研究もあります。そのため、「太っているから必ず再発する」とは言えません。複数の要因をまとめて考えることが大切でしょう。

重い物を持つ仕事や繰り返す前屈動作など腰への負担にも注意する

参考記事では、長時間の前かがみや中腰、重い物を持つ動作などが椎間板ヘルニアの原因として挙げられています。また、ガイドラインでは「持ち上げ作業」が術後再発のリスクを高める可能性がある項目として示されています。ただし、重労働そのものについては証拠が十分とは言えません。仕事をすぐにやめるのではなく、持ち上げ方や姿勢、作業量を見直して腰への負担を減らしていくことが現実的です。

引用元:ふじさわ整体院「腰椎椎間板ヘルニアの手術のリスクとは?」

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椎間板ヘルニアが再発した?自分で確認したいセルフチェック

36470396-4552-487e-b99a-4d4365f10817「最近また腰が痛いけれど、ヘルニアが再発したのかな?」と不安になる方もいるでしょう。椎間板ヘルニアでは、腰痛だけでなく、お尻から足にかけての痛みやしびれ、感覚の違和感、筋力低下などがみられることがあると言われています。ただし、症状だけで椎間板ヘルニアの再発を判断することはできません。まずは以前の症状との違いや、どのような姿勢・動作でつらくなるのかを確認してみましょう。

以前と似た腰痛やお尻・足の痛みが再び出ていないか

まず確認したいのが、以前の椎間板ヘルニアと似た症状が出ていないかです。「腰だけではなく、お尻から太もも、ふくらはぎまで痛む」といった症状が現れることもあると言われています。前回と痛む場所や左右が同じかどうかもメモしておくと、来院時に症状を伝えやすくなります。

足のしびれや感覚の違和感が以前より強くなっていないか

「足がジンジンする」「触った感じが左右で違う」という変化も確認してみてください。椎間板ヘルニアでは、神経が圧迫されることで足のしびれや感覚障害を伴う場合があると言われています。以前より範囲が広がっている、強くなっている場合は注意が必要でしょう。

前かがみ・座りっぱなしなど特定の姿勢で症状が強くならないか

「デスクワークをしていると足まで痛くなる」という方は、症状が変化する姿勢もチェックします。参考記事では、前かがみや中腰など、腰に負担がかかる姿勢が椎間板ヘルニアに関係すると紹介されています。長時間座ったあとや前屈したときなど、症状が強くなるタイミングを確認しておきましょう。

足に力が入りづらい・つまずくなど筋力の変化がないか

痛みやしびれだけでなく、足の力にも注目します。「階段で足に力が入りづらい」「以前よりつまずく」といった変化がある場合、神経症状が関係している可能性もあると言われています。無理に筋トレやストレッチをせず、症状が続く場合は医療機関への相談を検討してください。

症状だけで再発と断定せず必要に応じて画像検査を受ける

ここが大切です。腰痛やしびれが再び出ても、それだけで「椎間板ヘルニアが再発した」とは判断できません。反対に、画像上でヘルニアがみられても症状がないケースもあると言われています。再発が心配な場合は自己判断だけで済ませず、必要に応じて整形外科などでMRIを含む画像検査について相談するとよいでしょう。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/%E8%85%B0%E6%A4%8E%E6%A4%8E%E9%96%93%E6%9D%BF%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%89%8B%E8%A1%93%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%80%E5%86%8D%E7%99%BA/

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椎間板ヘルニアの再発を防ぐには?日常生活で意識したい予防方法

「またヘルニアになったらどうしよう」と考えると、動くこと自体が怖くなる方もいるでしょう。ただ、椎間板ヘルニアの再発率を気にするあまり、必要以上に安静を続ければよいとは限りません。手術後の状態や症状には個人差があるため、腰への負担を減らしながら段階的に日常生活へ戻していくことが大切と言われています。仕事の姿勢や運動だけでなく、喫煙などの生活習慣にも目を向けてみましょう。

術後は自己判断で急に運動や重労働へ戻らない

「痛みがなくなったから、すぐ仕事に戻っても大丈夫?」と考えるかもしれません。しかし、術後の運動や仕事復帰の時期は、手術方法や経過によって異なります。特に重量物を扱う仕事や激しい運動は、自己判断で一気に再開せず、医師などに確認しながら負荷を調整することが大切と言われています。

長時間座りっぱなしを避けてこまめに姿勢を変える

デスクワークや長距離運転では、同じ姿勢が続きやすくなります。「良い姿勢をずっと保とう」と頑張るより、適度に立つ、歩く、座り直すなど、こまめに体勢を変えてみてください。腰への負担を一か所に集中させない工夫がポイントです。

腰だけに負担を集中させない体の使い方を意識する

床の荷物を持つとき、腰だけを曲げていませんか。物を持ち上げる際は、荷物を体から離しすぎず、股関節や膝も使うことで腰への負担を分散しやすくなります。前かがみや中腰が続く作業でも、ときどき姿勢を変えることを意識しましょう。

体幹や股関節周辺を無理のない範囲で動かす

再発予防を考えると、「腹筋を鍛えなければ」と思う方もいます。ただ、強い筋トレがすべての人に適しているわけではありません。ウォーキングや体幹・股関節周辺の運動など、症状が強くならない範囲から少しずつ取り入れる方法が考えられます。

適正体重や禁煙など生活習慣を見直す

生活習慣にも目を向けてみましょう。特に喫煙については、腰椎椎間板ヘルニアの術後再発との関連が報告されています。一方、体重と再発との関係は研究によって結果が一致していません。体重だけを原因と決めつけず、食事・運動・喫煙などを含めて生活全体を整えていくことが大切でしょう。

再発を恐れて動かなさすぎるのではなく段階的に活動量を戻す

「動いたら再発するかも」と長期間安静にするのも注意したいところです。症状や術後の経過を確認しながら、歩く時間や仕事量を少しずつ戻していく方法が考えられます。強い痛みや足のしびれ、筋力低下が出た場合は無理をせず、医療機関へ相談してください。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/%E8%85%B0%E6%A4%8E%E6%A4%8E%E9%96%93%E6%9D%BF%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%89%8B%E8%A1%93%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%80%E5%86%8D%E7%99%BA/

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椎間板ヘルニアの再発が心配なときは?来院・受診の目安

cbefbc16-caf4-4c3d-a5a0-0fc4e4810ba2「また足がしびれてきたけれど、ヘルニアの再発かな?」と不安になることもあるでしょう。椎間板ヘルニアの再発率が気になっていても、腰痛やしびれだけで再発したとは判断できません。一方で、足の筋力低下や排尿・排便の異常など、早めの対応が必要と考えられる症状もあります。症状の強さだけではなく、「以前と比べてどう変化したか」「日常生活にどの程度影響しているか」を確認し、気になる場合は自己判断で様子を見続けないことが大切と言われています。

腰痛や足の痛み・しびれが再び現れて改善しない場合

手術や保存的な対応によって症状が落ち着いていたのに、腰痛やお尻から足にかけての痛み・しびれが再び現れた場合は経過を確認しましょう。数日休んでも改善しない、少しずつ症状が強くなっているといった場合は、医療機関への相談も検討してください。

以前のヘルニアと似た症状を繰り返している場合

「前回と同じように、お尻から足まで痛くなる」という場合も注意したいところです。ただし、似た症状が出たからといって必ずヘルニアが再発したとは限りません。痛む場所やしびれの範囲、症状が出る姿勢などを記録しておくと、来院時に状況を伝えやすくなります。

足の筋力低下や歩きづらさが出ている場合

痛みだけでなく、「足に力が入りづらい」「つまずくことが増えた」「歩きにくくなった」といった変化がある場合は、神経への影響も考える必要があると言われています。無理なストレッチや筋トレで様子を見続けず、早めに整形外科などへ相談しましょう。

排尿・排便の異常や会陰部の感覚異常がある場合

尿が出にくい、尿や便を漏らす、股の周辺にしびれや感覚の低下がある場合は注意が必要です。こうした症状は馬尾神経への強い圧迫などでもみられることがあり、緊急性が高い場合があると言われています。整体で様子を見ることを優先せず、速やかに医療機関へ相談してください。

強い痛みや神経症状がある場合は整形外科など医療機関へ相談する

急に強い痛みが出た、足のしびれが広がる、筋力低下が進んでいる場合などは、まず整形外科などへの来院を検討しましょう。特に症状が短期間で悪化している場合は、「もう少し様子を見よう」と我慢しすぎないことが大切です。

再発かどうか確認したい場合は必要に応じてMRIなどの画像検査を検討する

椎間板ヘルニアの再発は、症状だけでは判断しづらい場合があります。必要に応じてMRIなどの画像検査を行い、神経や椎間板の状態を確認する方法があります。一方、画像上でヘルニアがみられても症状がないケースもあると言われているため、画像だけではなく現在の症状とあわせて判断してもらうことが重要でしょう。

引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/%E8%85%B0%E6%A4%8E%E6%A4%8E%E9%96%93%E6%9D%BF%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%89%8B%E8%A1%93%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%80%E5%86%8D%E7%99%BA/

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