札幌市東区にある整体院足うら屋です、いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は
左手が痺れる原因を首・手首・血管・神経の観点から整理し、1日でも早く安心できるセルフケアや受診すべきサイン、生活習慣改善までをわかりやすく解説します。
記事構成
①なぜ「左手だけ」が痺れるのか?まず知っておきたい基礎知識
②左手が痺れる時に考えられる主な原因5選
③この痺れ、危ないサイン?すぐに受診すべきケース
④自宅でできるセルフチェック&対処法
⑤受診・治療の流れとよくある治療法・費用・保険の注意点
「左手だけ」が痺れるのか?まず知っておきたい基礎知識
痺れ(しびれ)のメカニズムとは
「左手が痺れる」と感じたとき、多くの場合は神経や血流の一時的な障害が関係していると言われています。たとえば、長時間同じ姿勢でパソコン作業をしていたり、肩や首まわりがこっていたりすると、神経や血管が圧迫されて血流が滞り、手の先まで酸素が届きにくくなることがあります。これがいわゆる「ピリピリ」「ジンジン」といった感覚につながる仕組みです。
一方で、慢性的にしびれが続く場合は、頚椎(けいつい)の変形や神経根の圧迫など、より深い要因が関わるケースもあるとされています。つまり「ただの疲れ」ではなく、体が発しているサインの可能性もあるのです。
(引用元: Medical Note / アリナミン健康サイト)
片側(特に左手側)だけの痺れが示すこと
両手ではなく**「左手だけ」にしびれが出る場合、左右の神経のどこか一部が圧迫されていることが多いと言われています。たとえば、首の左側で神経が挟まれていたり、肩から腕にかけてのラインで血流が悪くなっていたりするケースです。また、まれに心臓や血管系のトラブル**が関係していることもあるため、強い痛みや息苦しさを伴う場合は注意が必要です。
体の使い方や姿勢のくせが左右で違う人も多く、「利き手ではない側」に負担が偏っていることもあります。こうした左右差が、神経の走行や筋バランスに影響し、しびれとして現れることもあるようです。
(引用元: Smartdock)
まずチェックしたい「いつ・どこで・どんな痺れか」
しびれの原因を見極めるには、「いつ」「どんな姿勢で」「どの範囲に」出るのかを記録するのが大切です。
・朝起きた時だけ一時的に出る
・スマホやパソコンを長時間使ったあとに出る
・指先だけか、手首・腕までか
こうした情報があると、施術を受ける際にも原因が特定しやすくなります。日常で気づいた小さな違和感を放置せず、まずは体の状態を客観的に見つめてみることが大切です。
(引用元: Rehasaku Magazine)
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左手が痺れる時に考えられる主な原因5選
首〜肩〜腕の神経圧迫(例:頚椎症・神経根症)
首の骨(頚椎)は、神経や血管が集中する重要な通り道です。加齢や姿勢のくせ、デスクワークなどで首に負担がかかると、神経が圧迫されて左手にしびれが出ることがあると言われています。
特に朝起きたときや首を反らしたときにしびれが強くなる場合は、頚椎症性神経根症などの可能性があるようです。症状は首から肩、上腕、手の甲〜指先へと広がることが多く、「ピリピリ」や「感覚が鈍い」と感じる人もいます。
引用元:Medical Note、日本整形外科学会
手首・肘・手の末梢神経の異常(例:手根管症候群・肘部管症候群)
「手首から先だけがしびれる」「指先だけ感覚が鈍い」といった場合は、末梢神経の障害が考えられます。
代表的なのが手根管症候群で、手首の内側を通る正中神経が圧迫されることで、親指〜薬指の一部にかけてしびれが出ることが多いとされています。また、肘の内側を通る尺骨神経が圧迫される肘部管症候群では、小指〜薬指にかけて違和感が出ることもあります。
指のどの部分に症状が出ているかを観察すると、原因の特定に役立つと言われています。
引用元:Rehasaku Magazine、Smartdock
血管・循環・心臓由来の原因(例:血流低下・心疾患のサイン)
意外かもしれませんが、血流の滞りや心臓まわりの不調が左手のしびれとして現れることもあるそうです。
特に「左手だけが冷たい」「胸の圧迫感を伴う」「息苦しさがある」などの症状を伴う場合は、心臓や冠動脈の異常が関係している可能性も指摘されています。
一方で、寒さや冷房などによる一時的な血流低下でもしびれることがあるため、症状の頻度や持続時間を見極めることが大切です。
引用元:Medical Note、日本心臓財団
内科的・代謝的な原因(例:糖尿病・ビタミン欠乏・アルコール性末梢神経障害)
しびれが両手や両足にも及ぶ場合、体の代謝や神経機能の低下が関係していることもあると言われています。
たとえば糖尿病性神経障害では、血糖値の高い状態が続くことで末梢神経が傷つき、感覚異常やしびれが現れることがあります。また、ビタミンB群の不足やアルコールの過剰摂取でも、神経の働きが鈍ることがあると報告されています。
こうした場合、しびれは徐々に進行し、長期間にわたって続く傾向があるようです。
引用元:アリナミン健康サイト
生活習慣・姿勢・作業環境が引き起こす一過性の痺れ
長時間のパソコン作業、スマホ操作、うつむき姿勢、冷えなどが重なると、一時的に神経や血流が圧迫されてしびれが出ることがあります。
特にデスクワーク中心の人は、肩や腕の筋肉が硬くなりやすく、首から手先までの循環が悪くなりがちです。「最近しびれるけど、姿勢を変えると楽になる」という場合は、このタイプの可能性もあります。
ストレッチや姿勢の見直しで改善するケースも多いと言われていますが、しびれが長引く場合は専門家に相談するのがおすすめです。
引用元:Rehasaku Magazine
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この痺れ、危ないサイン?すぐに受診すべきケース
片側だけ・突然・手だけでなく顔・脚にも出る → 脳・脊髄疾患の可能性
「左手が急にしびれた」「手だけじゃなく顔や脚まで違和感がある」――このような場合は、脳や脊髄の異常が関係していることがあると言われています。
特に、脳梗塞・脳出血などの初期症状では、片側の手足や顔の動きが鈍くなる、感覚が薄れるといったサインが出ることがあります。
「ろれつが回らない」「力が入らない」「視界の一部が欠ける」といった症状を伴う場合は、神経系のトラブルを疑う必要があります。
突然のしびれは一時的に軽くなっても再発することがあり、放置するとリスクが高まると指摘されています。早めに専門機関での触診や検査を受けることがすすめられています。
(引用元:Medical Note、日本脳卒中協会、Ubie)
痺れ+力が入らない・ろれつが回らない・視野欠損など併発症状
しびれに加えて「手が握りづらい」「ペンが持てない」「しゃべりにくい」などの症状がある場合は、運動神経や言語中枢の障害が関係していることがあるようです。
「なんとなくおかしい」と感じる程度でも、体が発しているSOSの可能性があるため注意が必要です。
特に、突然出た症状が数時間でおさまる「一過性脳虚血発作(TIA)」の場合、数日以内に脳梗塞を起こすこともあると報告されています。
「いつも通り動かない」「何かがおかしい」と感じた時点で、ためらわずに医療機関に相談することが大切です。
(引用元:Smartdock、日本脳卒中協会)
しびれが数日以上続く/進行している/夜間・安静時にも出る
「数日経っても良くならない」「だんだん範囲が広がっている」「寝ているときにもしびれる」――そんな場合は、慢性的な神経圧迫や代謝異常などが関係していることがあります。
たとえば頚椎症や手根管症候群などは、初期は軽い違和感でも時間とともにしびれが強くなる傾向があると言われています。
夜間や安静時にもしびれが出る場合、血流や神経伝達の低下が進行しているサインのこともあるようです。
放置すると筋力低下や感覚鈍麻につながることもあるため、症状が続く場合は専門家への相談が望ましいです。
(引用元:アリナミン健康サイト、Rehasaku Magazine)
基礎疾患がある(糖尿病・高血圧・腎疾患など)場合の警戒ポイント
すでに糖尿病や高血圧、腎臓疾患などを持っている方は、しびれを軽く見ないほうが良いとされています。
糖尿病では血糖コントロールの乱れが神経を傷つけ、長期間にわたるしびれや感覚の鈍化を引き起こすことがあるそうです。
また、高血圧や腎機能低下も、血流や神経の代謝に悪影響を及ぼすと考えられています。
「もともと基礎疾患がある」「薬を飲んでいる」「最近疲れやすい」などに当てはまる場合は、早めに体の変化を専門家に相談すると安心です。
(引用元:Medical Note、日本糖尿病協会)
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自宅でできるセルフチェック&対処法
日常で確認すべきチェックリスト
「左手がしびれる」と感じたときは、まず自分の体の状態を観察することが大切です。
以下のようなチェックをしてみましょう。
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しびれの出る時間帯や頻度(朝だけ・夜だけ・ずっと続く)
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どの範囲に出るか(指先だけ/手の甲/腕まで)
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左右差(左だけ・右にも出る)
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姿勢との関係(下を向く/腕を上げると強くなる)
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作業中の違和感(パソコン・スマホ操作など)
これらをメモしておくと、施術を受けるときの参考になります。
日常の癖や習慣から原因が見えてくることも多いと言われています。
(引用元:Rehasaku Magazine、Medical Note)
簡単にできるセルフストレッチ・姿勢改善
首・肩甲骨・手首ストレッチ例
「デスクワークが多くて肩がガチガチ」「スマホを見る時間が長い」という人は、筋肉のこわばりによる神経圧迫がしびれの一因になっていることがあります。
ゆっくり首を横に倒す、肩を大きく回す、肩甲骨を寄せる、手首を反対の手で軽く伸ばす——これらを1日数回行うと、血流を促す効果があるとされています。
呼吸を止めず、痛みを感じない範囲で行うのがコツです。
作業環境・姿勢の見直し(立ち仕事・デスクワーク)
モニターの高さ、椅子の位置、腕の角度など、「姿勢負担」を減らす工夫も重要です。
肘の角度は90度前後、背中はまっすぐ、キーボードは体の正面——この基本を守るだけでも肩や腕の圧迫が軽くなると言われています。
(引用元:アリナミン健康サイト、Smartdock)
生活習慣の見直しポイント
適度な運動・血流を促す習慣・冷え対策・睡眠環境
しびれを軽減するには、体の循環を整える生活も欠かせません。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、神経や筋肉の柔軟性を保ちます。
また、冷えによって血流が悪くなると、手先の神経が過敏になりやすいと言われています。
湯船につかる、手を温める、寝室の温度を整えるなど、冷え対策や睡眠環境の見直しも有効です。
食事ではビタミンB群を意識的にとると、神経の働きを支えるとされています。
(引用元:Medical Note、アリナミン健康サイト)
すぐできる応急対処(氷冷・温め・手を振る・休憩)
軽いしびれなら、一時的な血流障害の可能性もあります。
手を軽く振る、腕を回す、姿勢を変えるなどの動作で、血の巡りを促しましょう。
冷えによる場合は温め、炎症や腫れを伴うときは氷で軽く冷やすなど、状態に応じたケアを行うのがポイントです。
ただし、これらはあくまで「応急的な対処」です。
数日経ってもしびれが残る場合や、範囲が広がる場合は、早めに専門家への相談が望ましいと言われています。
(引用元:Rehasaku Magazine、Smartdock)
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受診・治療の流れとよくある治療法・費用・保険の注意点
どの科を受診すればいいか(整形外科・神経内科・脳神経外科)
「左手のしびれ」で来院する際、どの科を選ぶか迷う人も多いと思います。
基本的には、整形外科・神経内科・脳神経外科のいずれかが適しています。
首や肩まわりの神経圧迫が疑われる場合は整形外科、全身の神経伝達や代謝異常が関係しそうな場合は神経内科がよいとされています。
また、「顔や脚にも違和感がある」「突然しびれが出た」といったケースでは、脳神経外科の受診がすすめられています。
初回は症状を総合的に見てくれる総合病院の内科や整形外科を窓口にするのも一つの方法です。
(引用元:Medical Note、Smartdock)
診断時に何が行われるか(問診・神経内科検査・画像診断・血液検査)
来院すると、まずは問診と触診で、しびれの範囲や生活習慣、既往歴を確認します。
その後、必要に応じて神経の反応を調べる検査(腱反射・筋力テストなど)や**画像診断(X線・MRI)**が行われることがあります。
血液検査では糖尿病やビタミン不足など、代謝異常の有無を確認します。
最近では、電気刺激を用いた神経伝導検査も活用され、原因の特定に役立つと言われています。
こうした検査を組み合わせることで、「首からの神経性なのか」「末梢神経や血流なのか」を丁寧に見極めていきます。
(引用元:日本整形外科学会、アリナミン健康サイト)
H3:代表的な治療法・治療期間
原因が明確になった後は、保存療法(手術以外の方法)が基本となることが多いとされています。
リハビリやストレッチ指導、血流を促す施術、薬の投与などが行われ、数週間〜数か月かけて改善を目指すケースが多いです。
神経の圧迫が強い場合や、日常生活に支障が出ている場合は、手術療法が検討されることもあります。
ただし、手術は最終的な選択肢であり、十分な検査と医師の判断のもとで行われると言われています。
症状の進行具合や原因によって期間は異なりますが、焦らず段階的に取り組むことが大切です。
(引用元:Rehasaku Magazine、Medical Note)
保険適用・医療費控除・自己負担の概要
整形外科・神経内科・脳神経外科での検査や施術の多くは健康保険の適用範囲です。
MRIや神経伝導検査なども、医師の指示に基づいて実施される場合は保険が適用されることが多いと言われています。
自己負担額は通常3割ですが、通院が長期になる場合は「高額療養費制度」や「医療費控除」の対象になることもあります。
領収書や明細書を保管しておくと、確定申告時に控除申請がしやすくなります。
(引用元:厚生労働省 医療費控除Q&A)
再発予防のための注意点・フォローアップ
改善したあとも、同じ姿勢や生活習慣を続けていると再発することがあります。
特にデスクワーク中心の人は、姿勢のクセや筋肉バランスの偏りに注意が必要です。
月に1回ほどのメンテナンス施術や、自宅でのストレッチ継続も再発予防につながると言われています。
また、糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある人は、血糖・血圧のコントロールも欠かせません。
体調の変化を記録しておくと、再発の早期発見にも役立ちます。
(引用元:Smartdock、Rehasaku Magazine)
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