札幌市東区にある整体院足うら屋です、いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は
鍼灸保険 料金を知りたい方へ。保険適用時の自己負担額の目安、自費治療の相場、保険適用条件や請求の仕組みまで、最新の療養費制度に基づいてわかりやすく解説します。
記事構成
①鍼灸施術における「保険適用」とは
②保険適用時の料金の目安
③自費施術（保険外）の料金相場
④保険請求の仕組みと手続き
⑤よくある質問（Q&A形式） & 注意点
鍼灸施術における「保険適用」とは
「鍼灸って保険が使えるの？」と疑問に思う方は多いですよね。実際には、一定の条件を満たすと健康保険が適用される場合があると言われています。ただし誰でも自由に使えるわけではなく、制度上のルールがはっきりと決められています。ここでは、対象となる疾患や医師の同意書の流れを整理しておきます。
保険でカバーされる条件・対象疾患
まず押さえておきたいのは、対象となる疾患が限られている点です。厚生労働省が示す基準では、慢性的な痛みを伴う以下の疾患が一般的に保険の対象になると言われています。
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神経痛（坐骨神経痛など）
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リウマチによる関節の痛み
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頸腕症候群（首から腕にかけてのしびれ・痛み）
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五十肩
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腰痛症
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頸椎捻挫後遺症（むち打ち等）
これらは整形外科で検査しても大きな異常が見つからず、慢性的な痛みや運動制限が残っているケースで保険適用になることが多いとされています。反対に、美容鍼や肩こり単独といった症状は対象外とされる点に注意が必要です。
引用元：https://www.kousenchiryouin.com/column/1707/
医師の同意書の要件と提出方法
次に重要なのが「医師の同意書」です。鍼灸で保険を使うには、まず整形外科などで触診を受け、その疾患に対して鍼灸施術が適していると医師が判断する必要があると言われています。その際に発行される同意書が、鍼灸院で保険を使うための必須書類です。
同意書は基本的に3か月ごとに更新が求められ、継続して利用するには再度医師に確認を受ける流れになります。提出は鍼灸院を通じて保険者（協会けんぽや組合など）に行われることが一般的で、患者自身が複雑な手続きをすることは少ないようです。
引用元：https://www.ponshinkyuu.com/blog/harinoryoukin/
引用元：https://www.karada-genki.com/column/houmon-shinkyu/
「条件を満たせば誰でもすぐに保険が使える」と思っている方もいますが、実際には対象疾患が限定され、医師の同意書が前提となる仕組みです。つまり、まず医療機関で相談し、その後に鍼灸院で施術を受ける、という二段階の流れを理解しておくと安心ですね。
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保険適用時の料金の目安
「結局いくらかかるの？」が一番気になりますよね。鍼灸の療養費は初検料＋施術料をベースに、一部負担（1〜3割）を支払う流れと言われています。たとえば1術（はり or きゅう）の料金は、初検料1,950円＋施術料1,610円＝3,560円。ここから1割＝356円／2割＝712円／3割＝1,068円が自己負担の目安になります（加算なしのシンプル計算）。2術（はり・きゅう併用）なら、初検料2,230円＋施術料1,770円＝4,000円で、1割＝400円、3割＝1,200円というイメージです、と説明されることが多いです。引用元：https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/240531_01.pdf
一部負担（1〜3割）の考え方
窓口では負担割合（1・2・3割）に応じた額を支払い、残りは保険者へ請求される仕組みと言われています。電療料（電気鍼・温灸など）を併用すると1回100円加算、特別地域に該当すると1回250円加算が載るため、自己負担も連動して増減します。引用元：https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/240531_01.pdf
初回・再診時の料金構成
流れとしては初回のみ初検料＋施術料、2回目以降は施術料中心で積み上がる、と案内されることが一般的です。実額は院の運用や加算の有無で前後しやすいため、来院前に見積を確認すると安心ですね。引用元：https://www.zenjukyo.gr.jp/news/aqm_ryoukin_kaitei_2024-6/
訪問鍼灸の加算・往療料・地域加算
2024年改定以降、訪問施術料が整備され、例として訪問施術料1（1人）＝1術3,910円／2術4,070円、同一建物で2人区分2,760円などの設定と言われています。往療料は一律2,300円となり、4km超加算は廃止。代替として**特別地域加算（施術1回250円）**が創設されています。引用元：https://www.zenjukyo.gr.jp/news/aqm_ryoukin_kaitei_2024-10/ 引用元：https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001249723.pdf
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自費施術（保険外）の料金相場
「保険がきかない場合って、どのくらい費用がかかるの？」という疑問はよく聞かれます。鍼灸の自費施術は、施術内容や時間、部位数によって幅があると言われています。ここでは一般的な相場感を整理しつつ、なぜ料金に差が出るのか、そして保険適用との違いを確認していきます。
鍼・灸・鍼灸併用の相場
通常の自費施術は「はりのみ」「きゅうのみ」「はり＋きゅう」の3パターンがあります。
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はり単独：1回3,000〜5,000円程度
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きゅう単独：2,500〜4,500円程度
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鍼灸併用：4,000〜6,000円程度
施術時間が30分前後か、60分以上かによっても変動し、長時間のコースほど高額になる傾向があります。部位数が多い場合も料金が上がると言われています。
引用元：https://www.ponshinkyuu.com/blog/harinoryoukin/
美容鍼や特別施術の価格帯
保険がきかない代表例として「美容鍼」があります。美容目的は制度の対象外のため、完全に自費です。
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美容鍼：5,000〜10,000円前後
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特殊メニュー（電気鍼や全身調整を含むコース）：6,000〜12,000円程度
美容鍼は顔の引き上げや肌質改善を目指す施術として人気があり、通常よりも細い鍼を多く使用するため、料金が高くなると言われています。エステ要素を組み合わせた場合はさらに上がるケースもあります。
引用元：https://www.kousenchiryouin.com/column/1707/
保険施術との比較メリット・デメリット
「保険適用なら安いのに、なぜ自費を選ぶ人がいるの？」と思う方もいるでしょう。メリットとしては、
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対象疾患に制限されない
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時間を自由に設定できる
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施術範囲を広げられる
といった自由度の高さがあります。一方、デメリットは料金が高めになること。ただし、よりオーダーメイドな施術を受けられる価値がある、と説明されることが多いです。つまり「費用」よりも「体に合った施術」を重視する人が自費を選ぶ傾向にあると言われています。
引用元：https://www.karada-genki.com/column/houmon-shinkyu/
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保険請求の仕組みと手続き
鍼灸で保険を使うとき、「どうやって請求されるの？」と戸惑う方は多いです。制度には大きく分けて償還払いと受領委任払いの2種類があり、それぞれに流れや特徴があります。ここでは、実際のステップや注意点を整理してみましょう。
償還払いと受領委任払いの違い
まず「償還払い」とは、一度患者が鍼灸院で全額を支払い、その後に保険者へ申請して一部が返金される仕組みのことです。手間がかかりますが、昔からある制度だと言われています。
一方で「受領委任払い」は、患者が窓口で一部負担（1〜3割）だけを支払い、残りは鍼灸院が保険者へ直接請求する形です。現在はこちらが主流とされており、患者にとっては手続きが簡単で利用しやすいと言われています。
引用元：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/iryouhoken15/index.html
鍼灸院での請求フローと必要書類
実際の流れを見てみましょう。
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患者が医師から同意書を受け取る
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鍼灸院に同意書を提出する
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施術を受け、窓口で一部負担金を支払う
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鍼灸院がレセプト（請求書）を作成し、保険者へ提出する
必要書類は医師の同意書・領収書・施術報告書などで、鍼灸院がサポートしてくれるケースがほとんどです。患者自身が複雑な手続きを行う場面は少ないと説明されています。
引用元：https://www.kousenchiryouin.com/column/1707/
保険者による対応の違いと注意点
保険者（協会けんぽ、組合健保、市町村国保など）によっては、同意書の書式や取り扱いに細かな違いがあると言われています。たとえば「同意期間が切れたら更新が必須」「往療の条件に制限がある」といったケースもあります。
また、施術の回数や請求のタイミングによって、返戻（再提出を求められること）が発生することもあるため、鍼灸院と保険者の双方で確認をとっておくと安心です。疑問があれば、最初に問い合わせておくとスムーズですね。
引用元：https://www.zenjukyo.gr.jp/news/aqm_ryoukin_kaitei_2024-6/
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よくある質問（Q&A形式） & 注意点
鍼灸の保険について調べていると、細かいルールや例外に疑問が出てきますよね。ここでは、利用者から特によく聞かれる質問をQ&A形式でまとめてみました。
Q: 保険適用外になるケースは？
A: 保険で認められているのは、腰痛症や五十肩など慢性的な疼痛を伴う一部の疾患に限られていると言われています。たとえば「肩こりのみ」「美容目的」「疲労回復」といったケースは対象外になることが多いです。また、医師の同意書がない場合や、更新を忘れて期限が切れてしまった場合も適用外になるとされています。
引用元：https://www.kousenchiryouin.com/column/1707/
Q: 自己負担額を抑える方法は？
A: 基本的に1割〜3割の自己負担になりますが、通院回数や往療加算があると金額が変わるので注意が必要です。できるだけ自己負担を抑えるためには、受領委任払いに対応している鍼灸院を選ぶことや、医師の同意書を期限内に更新することが重要だと言われています。また、鍼灸院ごとに自費分が設定されていることもあるので、事前に料金を確認しておくと安心ですね。
引用元：https://www.ponshinkyuu.com/blog/harinoryoukin/
Q: 医療費控除になるか？
A: 鍼灸施術は、医師の同意書がある場合や継続的な施術として認められる場合、医療費控除の対象になることがあると言われています。領収書をしっかり保管して、確定申告時にまとめて申請するのがポイントです。ただし、美容鍼やリラクゼーション目的の施術は対象外とされています。
引用元：https://www.karada-genki.com/column/houmon-shinkyu/
Q: 保険改定の最新動向は？（令和6年度改定）
A: 令和6年度の改定では、往療料が一律2,300円に統一され、これまでの「4km超加算」が廃止されたと言われています。その代わりに「特別地域加算（1回250円）」が新設され、地域によっては施術費が変動するようになりました。訪問鍼灸に関しては算定ルールが整理され、請求の明確化が進んでいます。制度改定は数年ごとに行われるため、最新情報をチェックすることが大切です。
引用元：https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001249723.pdf
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