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今回は
シーバー病 サッカーは休むべき?成長期のサッカー少年に多いかかとの痛みについて、起こる原因や症状、休む判断基準、自宅でできるストレッチ・ケア、サッカー復帰の目安、病院を受診したほうがよい症状まで専門家がわかりやすく解説します。
この記事は整形外科リハビリ科に10年間勤務し、術前・
脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、変形性股関節症などに対する根本改善を得意
医療現場での豊富な臨床経験と、数多くの手術回避事例に基づき、
記事構成
①シーバー病でサッカーは休むべき?まず知っておきたい結論
②なぜサッカーをしている子どもにシーバー病が起こるの?
③シーバー病かも?サッカーを休ませるべき症状をセルフチェック
④シーバー病を早く改善してサッカーへ復帰するための対処法
⑤シーバー病でサッカーを休んでも改善しないときは?来院・受診の目安
シーバー病でサッカーは休むべき?まず知っておきたい結論
「シーバー病と言われたけれど、サッカーは完全に休ませたほうがいいの?」と悩む親御さんは少なくありません。
結論からいうと、かかとに痛みが出ているときは、無理にサッカーを続けるのではなく、痛みの程度に合わせて練習量を減らしたり、いったん休んだりすることが大切と言われています。
シーバー病は「踵骨骨端症」とも呼ばれ、成長期の子どもにみられるかかとのスポーツ障害の一つです。とくにサッカーのように走る、止まる、ジャンプするといった動作を繰り返す競技では、かかとに負担がかかりやすくなります。
「試合が近いから」「本人が出たいと言っているから」と痛みを我慢させるのではなく、まずは現在の症状を確認してあげましょう。
かかとに痛みがある状態で無理にサッカーを続けない
「少しくらいなら練習しても大丈夫?」と思うかもしれません。
しかし、スポーツによる足の慢性障害では、障害が起きた場合に練習量を減らしたり、一定期間休養したりする必要があると言われています。
とくに、ダッシュやジャンプ、ボールを追いかける動作でかかとの痛みが強くなるなら要注意です。痛みが出る動作を繰り返すより、まず負担を調整し、その日の練習後や翌日に症状がどう変化するかを見ることが大切です。
歩くだけでも痛い場合は練習を休む
「サッカーのときだけではなく、学校へ行くときも痛そう」という場合はどうでしょうか。
歩くだけでもかかとが痛い、かかとを床につけたがらない、つま先で歩くといった変化がある場合、サッカーを続けるより休養を優先する目安になります。
参考記事でも、シーバー病では運動時の痛みだけでなく、かかとをかばってつま先で歩くケースがあると言われています。
子どもは「試合に出たい」という気持ちから痛みを小さく伝えることもあります。本人の言葉だけではなく、普段の歩き方も確認してみてください。
復帰は期間ではなく痛みや動きで判断する
「では、何週間休めばサッカーに戻れるの?」という疑問もあるでしょう。
復帰までの期間には症状の程度などによって差があるため、「○週間休めば必ず大丈夫」と一律に考えるのはおすすめできません。
歩く、軽く走る、ジャンプするなど、サッカーに必要な動きを少しずつ確認し、痛みが出ないかを見ながら運動量を戻していくことが大切です。
休んだ日数だけを見るのではなく、かかとの状態と実際の動きを確認しながら復帰を考えていきましょう。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/saver-soccer/
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サッカーをしている子どもにシーバー病が起こる原因
「どうしてサッカーをしている子どもにシーバー病が起こりやすいの?」と疑問に思う親御さんもいるでしょう。
シーバー病は、成長途中のかかとに繰り返し負担が加わることで起こりやすいと言われています。とくにサッカーは、走るだけではありません。ダッシュや急停止、方向転換などを何度も繰り返すため、かかとには想像以上の負担がかかります。
ただし、「サッカーをしているからシーバー病になる」という単純な話ではありません。成長期特有の骨の状態に加えて、運動量やふくらはぎの柔軟性、足の形など、いくつかの要素が関係すると考えられています。
成長期のかかとに繰り返し負担がかかる
「大人と子どもでは、かかとの状態が違うの?」と思いますよね。
成長期の子どものかかとには、まだ成熟していない成長に関わる部分があります。そのため、走ったり跳んだりして衝撃が繰り返されると、負担が集中しやすいと言われています。
とくに練習日数が増えた、試合が続いているといった時期は、かかとを休ませる時間が少なくなりがちです。「最近、練習量が増えていないかな?」という点も確認してみましょう。
走る・ジャンプなどサッカー特有の動作による負担
サッカーでは、ダッシュ、ジャンプ、急停止、切り返しなどの動作を何度も行います。
こうした動きを繰り返すことで、着地時の衝撃やアキレス腱からの引っ張る力がかかとに加わると言われています。
「練習中は平気なのに、終わったあとにかかとが痛い」というケースもあります。練習中だけではなく、帰宅後や翌朝の状態まで見ておくことが大切です。
ふくらはぎ・アキレス腱の硬さや足の状態も関係する
「かかとだけ見ていればいい」というわけでもありません。
成長期には骨と筋肉・腱の成長速度に差が生じ、ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性が低下することがあると言われています。アキレス腱が硬くなると、付着しているかかとへの牽引ストレスが大きくなる可能性があります。
また、扁平足やハイアーチといった足の形、スパイクの状態などが負担に関係するケースもあります。
そのため、シーバー病の原因を考えるときは、痛む場所だけではなく、ふくらはぎの柔軟性や足の使い方なども含めて確認することが重要です。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/saver-soccer/
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シーバー病かも?自分でできる症状チェック
「サッカーの練習が終わると、子どもがかかとを痛がる」「最近、少し歩き方がおかしい気がする」。そんな様子があると、シーバー病なのか気になりますよね。
シーバー病では、かかとの痛みや圧痛、歩行時の痛みなどがみられると言われています。また、運動中はそれほど気にならなくても、練習後に痛みが強くなるケースもあります。
ただし、セルフチェックだけでシーバー病と判断することはできません。ここでは「サッカーを続けてよいか」「一度かかとの状態を詳しく確認したほうがよいか」を考える目安としてチェックしてみましょう。
走る・ジャンプ・かかとを押すと痛いか確認する
まず確認したいのが、「どんな動きで痛むのか」です。
シーバー病では、走ったりジャンプしたりしたときに、かかとの後方から下側に痛みが出ることがあると言われています。また、かかと周辺を押したときに痛みを感じる「圧痛」がみられることもあります。
「普通にしていると痛くないから大丈夫」と考えず、サッカー中のダッシュやジャンプで痛みが出ていないか聞いてみてください。
練習後や翌朝にかかとの痛みが残っていないか確認する
次に見てほしいのが、痛みが出るタイミングです。
シーバー病では、運動中や運動後に痛みが強くなる傾向があると言われています。「練習中は平気だったのに、家に帰ってから痛がっている」という場合も見逃さないようにしましょう。
翌朝まで痛みが残っている、学校へ行くときにも痛がるなど、サッカー以外の時間まで症状が続いていないか確認することも大切です。
つま先歩き・びっこなど歩き方の変化を確認する
「最近、かかとを浮かせて歩いている気がする」という変化もチェックポイントです。
かかとが痛むと、無意識に負担を避けようとして、つま先歩きになったり足を引きずったりすることがあると言われています。
子ども自身が「痛くない」と話していても、普段と歩き方が違う場合は注意して見てあげましょう。歩行時にも痛みが続く、何度も症状を繰り返す、腫れがあるといった場合には、自己判断だけでサッカーを続けず、医療機関などで状態を確認することも重要です。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/saver-soccer/
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シーバー病を改善してサッカーへ復帰するための対処法
「できるだけ早くサッカーに復帰させたい」と思う親御さんも多いでしょう。ただ、シーバー病でかかとに痛みがあるときは、焦って練習を再開するより、まず負担を減らすことが大切と言われています。
日本整形外科学会でも、スポーツによる足の慢性障害が起きた場合には、練習量を減らしたり一定期間休養したりすることが必要とされています。
そのうえで、ふくらはぎの柔軟性やシューズなどにも目を向け、かかとの状態を確認しながらサッカーへの復帰を進めていきましょう。
練習量を調整してかかとへの負担を減らす
「少しくらい痛くても練習したほうがいい?」と迷うかもしれません。
シーバー病では、走る・ジャンプするなどの動作によって、かかとへ繰り返し負担が加わると言われています。そのため、痛みが出ている時期はダッシュやジャンプを減らす、練習を休むなど、症状に合わせた調整が必要です。
とくに歩いても痛い場合は、無理にサッカーを続けず、かかとへの負担を抑えることを優先しましょう。
ふくらはぎ・アキレス腱を無理なくストレッチする
「かかとが痛いのに、なぜふくらはぎ?」と思いますよね。
ふくらはぎから続くアキレス腱は、かかとの骨につながっています。日本整形外科学会でも、足の慢性障害の予防として足部や下腿筋のストレッチが挙げられています。
ただし、痛みを我慢して強く伸ばせばよいわけではありません。反動をつけず、気持ちよく伸びる程度から行いましょう。ストレッチ中にかかとの痛みが強くなる場合は無理をしないことも大切です。
スパイクやインソールを見直し段階的にサッカーへ復帰する
練習量だけでなく、足元の環境も確認してみましょう。
足に合っていないシューズなどは、スポーツによる足の障害に関係する要因の一つと言われています。また、状態によっては足底装具が用いられる場合もあります。
サッカーへの復帰も、いきなり通常練習に戻すのではなく、歩く、軽く走る、ダッシュするといった順番で動きを確認していきます。「何週間休んだか」だけではなく、運動中や運動後に痛みが出ないかを見ながら、少しずつ練習量を戻していくことが大切です。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/saver-soccer/
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シーバー病が改善しないときは?来院・受診の目安
「サッカーを休ませているのに、なかなかかかとの痛みが変わらない」「練習を再開すると、また痛がる」。そんな状態が続くと、いつまで様子を見てよいのか迷いますよね。
シーバー病では、運動量を減らしてかかとへの負担を抑えることが大切と言われています。ただし、休んでも痛みが続く場合や、普段の生活にまで影響が出ている場合は、自己判断だけでサッカーを再開しないことも重要です。
痛みの程度や歩き方などを確認し、必要に応じて医療機関で状態を確認してもらいましょう。
休んでも痛みが改善しない・サッカーをすると繰り返す場合
「何日か休めば大丈夫かな?」と考える親御さんもいるでしょう。
しかし、休んで一度痛みが落ち着いても、サッカーを再開するたびに痛みを繰り返す場合は注意が必要です。
参考記事でも、シーバー病は早めに適切な対応をしないと、痛みを繰り返す可能性があると言われています。練習量だけでなく、足の使い方や柔軟性、シューズなども含めて確認することが大切です。
歩行など日常生活でもかかとが痛む場合
「サッカーをしていないときまで痛い」という場合は、もう少し慎重に考えましょう。
歩く、階段を上り下りする、学校へ行くといった日常動作でも痛みが出る場合、かかとへの負担が強くなっている可能性があります。
また、かかとの痛みを避けるため、つま先で歩くようになるケースもあると言われています。本人が「大丈夫」と話していても、歩き方が普段と違っていないか見てあげてください。
強い痛みや腫れ・体重をかけられない場合は医療機関へ
かかとに強い痛みや腫れがある、足をつけない、体重をかけるのが難しいといった場合は、「シーバー病だから」と決めつけないことが重要です。
かかとの痛みには、シーバー病以外の原因が隠れている可能性もあります。強い症状がある場合や痛みが長引いている場合には、整形外科などの医療機関で必要な検査を受け、原因を確認してもらいましょう。
早くサッカーに戻ることだけを優先せず、「普段どおり歩けるか」「動いたあとに痛みが出ないか」まで確認しながら復帰を考えることが大切です。
引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/saver-soccer/
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