札幌市東区にある整体院足うら屋です、いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は
手のひら 痛い と感じたら読むべき記事。手のひらがズキズキ、押すと痛む、握ると痛いといった症状の原因(腱鞘炎・神経圧迫・使い過ぎなど)から、自宅でできるケア・予防対策・受診の目安まで、整形外科専門の視点も交えてわかりやすく解説します。
記事構成
①手のひらが痛いと感じたとき、まず押さえるべき“症状の見極め”
②手のひらが痛くなる主な「原因・疾患」5選
③自宅でできる「セルフケア・予防法」
④どんな時に「病院・専門医」を受診すべきか?
⑤症例・Q&A形式でよくある“手のひら痛い”の疑問に答える
手のひらが痛いと感じたとき、まず押さえるべき“症状の見極め”
「手のひらが痛い」と感じたとき、つい「少し休めばいいか」と放置してしまう方も多いかもしれません。ですが、その痛みの原因は単なる“使いすぎ”だけとは限りません。
手のひらには多くの腱・神経・血管が集まっており、痛み方や出る場所によって考えられる背景が変わってくると言われています(引用元:ユビー病気のQ&A、くすりの窓口、西田整形外科)。
どこが痛む?「手のひら」と「手のひら近く(手首〜指底)」の違い
まず確認したいのは、「どのあたりが痛いか」です。
例えば、手のひらの中央部が痛い場合は、腱や筋膜の炎症が考えられることが多いとされています。一方で、手首に近い部分(特に親指側)が痛む場合は「手根管症候群」や「腱鞘炎」が関係していることもあるようです。
また、**指の付け根(指底部)**が痛いときには「ばね指」などの可能性も指摘されています。痛みの位置を明確にするだけでも、どの構造に負担がかかっているのか推測しやすくなると言われています。
痛みの性状(押すと痛い/握ると痛い/ときどきズキズキ/しびれを伴う)
次に注目すべきは“痛み方”。
「押すと痛い」「握ると痛い」といった動作に連動する痛みは、腱や筋の炎症、関節まわりの負担が原因であることが多いようです。
一方、「ズキズキ」「ピリピリ」と安静時にも痛む場合、神経への圧迫や血行不良などが関わるケースがあると考えられています。
また、「しびれを伴う」痛みがあるときは、神経の通り道(手首のトンネル部分=手根管など)で圧迫が起きている可能性があり、注意が必要だと言われています。
「痛む頻度」「発症のきっかけ」「改善/悪化の傾向」
痛みが出る頻度やタイミングも重要なヒントになります。
「重いものを持ったあと」や「長時間のパソコン・スマホ操作のあと」に出る場合は、反復動作による腱の疲労が原因のひとつとされています。
一方で、特にきっかけがなく「朝起きたときにこわばる」「夜になるとズキズキする」といった場合、関節や神経のトラブル、あるいは全身的な炎症疾患が隠れていることもあるそうです。
痛みが一時的に引いても繰り返すようであれば、負荷や姿勢など日常の使い方を見直すことがすすめられています。
来院した方がいいサイン(腫れ・動かしづらい・夜間痛・しびれ・親指筋萎縮など)
次のようなサインがある場合は、整形外科や手の専門クリニックなどへの来院を検討するタイミングと考えられています。
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手のひらや手首に腫れや熱感がある
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指を曲げ伸ばししづらい
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夜間痛やしびれで目が覚める
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親指の根元の筋肉が痩せて見える(筋萎縮)
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握力が落ちてきている
これらは、神経圧迫や慢性的な炎症が進行している可能性があるため、早めに専門家に相談することが推奨されています。
「そのうち治るだろう」と自己判断せず、痛みが長引く場合は状態を確認してもらうことが大切です。
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手のひらが痛くなる主な「原因・疾患」5選
手のひらが痛いと一口に言っても、その背景にはいくつもの要因があると言われています。
「スマホの持ちすぎ」「重い荷物を持った」「パソコン作業が続いた」など、日常の中に原因が潜んでいるケースも多いようです。ここでは、代表的な5つの原因・疾患を整理して紹介します。
(引用元:くすりの窓口、ユビー病気のQ&A、西田整形外科)
腱鞘炎・使い過ぎ(反復動作・手を酷使)
まず最も多いのが、**腱鞘炎(けんしょうえん)**と呼ばれる炎症です。
「手の使いすぎ」と聞くと軽く思われがちですが、実際には腱と腱鞘(けんしょう)が摩擦を起こし、細かな炎症が続くことで痛みが出ると言われています。
パソコンやスマホの操作、料理、育児など、同じ動作を繰り返す習慣がある人ほど起こりやすい傾向があります。
初期は「押すと痛い」「動かすと少し痛む」程度でも、放っておくと慢性的になりやすいため、こまめな休息やストレッチがすすめられています。
神経の圧迫(例:手根管症候群)
「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」は、手首の中を通る正中神経が圧迫されることで痛みやしびれが出る状態を指すと言われています。
特に、夜間に手のひらや指先がしびれて目が覚める、親指の付け根が弱くなって物を掴みにくいなどの症状が出やすいようです。
この神経の圧迫は、長時間の手首の曲げ伸ばし作業やホルモンバランスの変化(更年期・妊娠など)とも関係していると考えられています。
症状が強い場合は、整形外科や手外科で神経の通り道を確認する検査を受けることがすすめられています(引用元:日本整形外科学会)。
親指付け根の関節(母指CM関節症)や関節変形・軟骨摩耗
ペットボトルのキャップを開ける、ボタンを留めるなどの動作で「親指の付け根がズキッとする」と感じる人は、母指CM関節症の可能性があると言われています。
これは、親指の根元の関節(CM関節)が長年の負担で軟骨がすり減り、炎症を起こすことで痛みを感じる状態です。
進行すると、関節が変形して見た目にも違和感が出ることもあります。
握る・掴むといった動作で痛む場合は、この関節への負担が関係しているケースが多いようです。
初期はテーピングやサポーターなどで安定させる方法が推奨されることがあります。
外傷・骨折・捻挫(転倒して手をついた・突き指)
転倒して手をついたり、スポーツ中に指をひねったりしたあとに「手のひらが痛い」と感じる場合、外傷による損傷が疑われます。
見た目が腫れていなくても、小さな骨折(ひび)や靭帯の損傷が隠れていることもあるため注意が必要だと言われています。
時間がたっても痛みや腫れが引かない、押すと強く痛む場合は、整形外科で画像検査を受けて確認することがすすめられています。
血行不良・全身疾患(レイノー病・関節リウマチなど)
手のひらの痛みや冷え、しびれがセットで現れる場合、血流の問題や全身的な疾患が関係している可能性があります。
例えば、寒冷刺激で手指が白くなったり赤くなったりするレイノー病や、関節全体に炎症が起きる関節リウマチなどです。
これらは手のひらだけでなく、体全体の免疫バランスや血流に関係しているとされており、早めに状態を把握することが大切だと言われています。
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自宅でできる「セルフケア・予防法」
手のひらの痛みを感じたとき、「病院に行くほどでもないかな」と思う方も多いでしょう。
ただ、早い段階でケアを始めることが、痛みの長期化を防ぐ第一歩だと言われています。
ここでは、日常生活の中で取り入れやすいセルフケアや、再発を防ぐための習慣を紹介します。
(引用元:くすりの窓口、西田整形外科、ユビー病気のQ&A)
休息・負荷を減らすポイント(重い荷物を片手で持たない・スマホの長時間操作に注意)
手のひらの痛みがあるとき、まず意識したいのが「休ませること」です。
「片手で重い荷物を持つ」「スマホを長時間片手で操作する」「同じ動きを繰り返す」――これらはすべて手の腱や関節に負担をかける行為だと言われています。
左右の手をバランスよく使う、持ち方を変える、作業の合間に軽く手を振るなど、小さな工夫で負担を軽減できます。
特にスマホ操作中の“親指の使いすぎ”は腱鞘炎の一因とも言われており、意識的に休ませることが大切です。
ストレッチ&運動(手首・手のひら・指の動きを良くする体操)
痛みが落ち着いているときには、血流を促す軽いストレッチが有効とされています。
例えば、
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手のひらを上に向けて、反対の手で指先をそっと反らせる
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手を軽く握ったあと、ゆっくりパーに開く
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手首を前後・左右に小さく回す
といった動きです。これらは手首や手のひらの緊張をほぐし、柔軟性を保つ効果があると言われています。
無理に伸ばそうとせず、「気持ちいい」と感じる範囲で行うのがポイントです。
冷温療法・圧迫・サポーター活用(腱鞘炎・手根管症候群の軽症時)
軽い炎症や使いすぎによる痛みには、冷却と温めの使い分けがすすめられています。
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使用直後にズキッとした痛みがある → 冷やして炎症を抑える
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慢性的なこわばり・だるさがある → 温めて血流を促す
また、軽度の腱鞘炎や手根管症候群では、手首を安定させるサポーターやテーピングの利用も有効だと言われています。
ただし、長時間の装着は逆に筋力低下につながることもあるため、「就寝時だけ」「作業時だけ」など使い分けるのが良いとされています。
日常生活の工夫(キーボード・スマホ・持ち作業の姿勢、休憩タイミング)
意外と見落とされがちなのが、「姿勢」と「動作環境」です。
キーボードの高さが合っていなかったり、スマホを寝転びながら使ったりすると、手首や手のひらに過剰な角度がかかることがあります。
椅子やデスクの高さを調整し、作業の合間には1時間ごとに1〜2分のストレッチを挟むようにしましょう。
小まめな休憩を取ることで、腱や神経の負担を減らすことができると言われています。
再発しないための習慣(手を酷使しすぎない・疲労蓄積を避ける・定期的なチェック)
「一度痛みが引いたからもう大丈夫」と思っても、同じ使い方を続けると再発しやすいのが手のひらの痛みの特徴です。
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手を使う作業の前後にストレッチを行う
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入浴中に手首を温め、血流を促す
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月に一度は“手のこわばり・違和感チェック”をする
といった習慣を取り入れることで、再発予防につながると言われています。
“無理をしない”ことが最も効果的なセルフケアかもしれません。
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どんな時に「病院・専門医」を受診すべきか?
「手のひらの痛みくらいなら様子を見よう」と思う方は多いかもしれません。
しかし、手のひらの痛みの中には、神経や関節に関わるトラブルが隠れていることもあると言われています。
ここでは、来院を検討したほうが良いサインや、整形外科で行われる検査の流れ、一般的な検査・施術内容などをわかりやすく整理します。
(引用元:日本整形外科学会、西田整形外科、ユビー病気のQ&A)
痛みが長引く・夜間痛/しびれ・親指の筋萎縮などのサイン
まず、次のような状態がある場合は早めの相談がすすめられています。
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手のひらや手首の痛みが2週間以上続く
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夜中にズキズキと痛む/しびれで目が覚める
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物を掴むときに力が入りにくい
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親指の付け根の筋肉が痩せて見える(筋萎縮)
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痛みとともに感覚の鈍さや冷えを感じる
これらの症状は、腱や神経への負担が強くなっているサインと考えられています。
「日常生活に支障が出てきた」「痛みが強くなってきた」と感じる段階で、整形外科や手の専門クリニックへの来院を検討してよいと言われています。
整形外科での診断の流れ(問診・触診・レントゲン・エコー・神経伝導検査など)
整形外科での基本的な流れは、まず問診と触診から始まります。
いつから痛みが出たのか、どの動きで痛みが強くなるのか、過去のけがや生活習慣などを丁寧に聞き取ることが多いようです。
そのうえで、
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レントゲン検査:骨や関節の変形・骨折の有無を確認
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エコー(超音波)検査:腱や筋肉の炎症を可視化
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神経伝導検査:手根管症候群など神経の伝達異常を確認
といった流れで、手の構造的な異常を詳しく調べることが多いとされています。
必要に応じて、MRIなどの精密検査が追加される場合もあります。
主な治療法(保存療法・鎮痛剤・注射・手術)および、どんなケースなら手術を考えるのか。
検査の結果に応じて、まずは**保存的なアプローチ(安静・固定・ストレッチ・湿布など)**が基本になると言われています。
痛みが強い場合には、鎮痛剤や炎症を抑える注射を行うこともあるようです。
これでも改善がみられない場合や、神経圧迫が進んでいるケースでは、神経や腱の圧迫を解除する手術が検討されることがあります。
特に手根管症候群の場合、親指の筋萎縮が進行しているときには、早めの外科的対応がすすめられる傾向があるようです(引用元:日本整形外科学会)。
ただし、どの施術を選ぶかは痛みの程度・生活への影響・本人の希望を踏まえて決めるのが一般的です。
受診時のポイント(症状をメモ・手の使い方や仕事内容を伝える・画像持参など)
来院時には、医師にできるだけ正確に状況を伝えることが重要だと言われています。
たとえば、
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「いつから痛いか」「どんな動作で痛むか」などをメモして持参
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職業や日常の作業内容(パソコン作業・荷物運搬など)を伝える
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痛みが出たタイミングの写真や動画があればスマホで見せる
といった工夫で、より的確な触診や検査につながります。
特に慢性化している場合は、痛みの強さを10段階で表すなど、数値化して伝えるとスムーズです。
医師やスタッフとの会話の中で、自分の生活と照らし合わせながら改善策を探していく姿勢が大切です。
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症例・Q&A形式でよくある“手のひら痛い”の疑問に答える
手のひらの痛みといっても、その原因や感じ方は人それぞれ。
「押すと痛い」「夜にズキズキする」「ストレッチしても改善しない」など、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。
少しでも自分の状態に当てはまるものがあれば、セルフチェックの参考にしてみてください。
(引用元:くすりの窓口、ユビー病気のQ&A、日本整形外科学会)
「押すと痛いけど、指を動かすと痛くない。これは何?」
A:押すとだけ痛む場合、皮下の筋膜や腱の炎症が原因のひとつと考えられています。
筋肉や腱の一部に負担が集中して“押圧痛(おすと痛むポイント)”が出ている可能性があります。
ただし、関節や骨に異常がある場合でも似た症状が出ることがあるため、同じ場所を押して強い痛みが続くようなら一度整形外科で確認するのが安心と言われています。
「キーボードを長時間使うと手のひらが痛い。どう改善すれば?」
A:これは典型的な**使いすぎ(オーバーユース)**のサインです。
長時間のタイピングでは、手のひらや手首の筋肉が常に緊張した状態になり、腱鞘炎の初期症状につながることもあるようです。
対策としては、
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キーボードやマウスの位置を肘と同じ高さに調整
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手首が反り返らないようにパームレストを使用
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1時間ごとに手のひらを開く・軽く回すストレッチを行う
といった工夫が有効だと言われています。小さな休憩をこまめに入れることが、長時間作業の痛み予防になります。
「夜中、手のひらがズキズキして目が覚める。病気のサイン?」
A:夜間のズキズキやしびれがある場合、神経の圧迫(手根管症候群など)が関係している可能性があります。
夜間は体が冷えて血流が低下し、神経の通り道が狭くなるため、症状が出やすくなると言われています。
もし「親指から中指にかけてしびれがある」「手を振ると少し楽になる」という特徴があれば、この症候群が疑われるケースが多いようです。
早めに整形外科で神経伝導検査を受けると、原因が明確になりやすいと言われています。
「セルフケアしても良くならない。放っておいても大丈夫?」
A:セルフケアを続けても痛みが取れない場合は、炎症や神経の圧迫が進行している可能性があるとされています。
手の痛みを放置すると、筋肉の萎縮や関節のこわばりなど慢性的な状態に移行するリスクがあるとも言われています。
特に、「朝方にこわばる」「物を掴みにくい」「感覚が鈍い」といった症状が出ている場合は、専門家の触診を受けるタイミングです。
我慢せずに早めに来院することが、結果的に回復への近道になると考えられています。
「手のひらの痛み、ストレッチだけで改善できるの?」
A:ストレッチは血流を促すという意味で有効ですが、それだけで完全に改善するとは限らないと言われています。
原因が腱や神経の炎症にある場合、安静や固定・温冷療法との併用が効果的とされています。
「動かすと心地いい」程度の軽いストレッチは◎ですが、「痛みが強まる」「ズキッとする」場合は一度中止して休ませるほうが良いでしょう。
体調や痛みの変化を観察しながら、自分の手と対話するようにケアしていくことが大切です。
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この度は足うら屋の記事をご覧いただきありがとうございました。
札幌市周辺にお住まいの方で、お体の不調にお悩みの方は、ぜひ整体院「足うら屋」にご相談ください。足うら屋はこの業界に入って18年の院長が必ず担当させていただきます
最寄り駅から徒歩6から10分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
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