今回は前回の続きで
四十肩・五十肩を早く治す方法②ストレッチ編です。
前回の記事を読まれていない方は
今回の記事を読んでいただき、肩の状態がより理解しやすいことへ繋がれば嬉しいです。
ストレッチ①スリーパーストレッチ外旋
こちらのストレッチの名前はスリーパーストレッチと言います。
やり方はこちら
①痛い方の方を下にしてベットから肘が出るくらい前にポジションをとる
②肘を曲げてベットと並行になる様に頭方向に肩関節にストレッチをかける
※最終的にはベットを出るくらい捻り運動(外旋)ができる様になります。
この図でお伝えすると左手で右の手首周りを押している様な状態なのですが
注意点は左手は右手首をまたがない様に注意してください。
手首はとても動きやすいので、肩関節にストレッチがかかりにくくなってしまいます。
もちろん、肩関節に痛みのある炎症期には禁忌のストレッチになります。
このストレッチができるのは肩関節が拘縮期以降になります。
そして、最初はこんなに捻られる事はまずありません。
この半分くらいのところで肩関節に非常にストレッチがかかると思いますので
肩関節にジワッとストレッチがかかったらそこで20秒くらいストレッチをかけてください。
20秒を1セットとして目標は3セットを連続で行いましょう。
ストレッチ①肩関節後方ストレッチ
次は肩関節後方ストレッチです。
このストレッチはかなりきついので無理は禁物です。
①痛い方の方を下にしてベットから肘が出るくらい前にポジションをとる
②肘を曲げてベットと並行になる様に内側に向けてストレッチをかける
注意点は左手は右手首をまたがない様に注意してください。
手首はとても動きやすいので、肩関節にストレッチがかかりにくくなってしまいます。
なぜ、このストレッチが必要なのか
この2つのストレッチを紹介した理由は
夜間痛の原因にもなる腱板(インナーマッスル)や滑液胞と呼ばれるクッションの浮腫や腫脹を起こすことで肩関節のスペースを狭小化させてしまうからです。
そのためにも
肩関節の後方のストレッチ
肩関節外旋ストレッチ
はとても有効に働きます。
この他の要素もたくさんあります
今回は肩関節の痛みを早く治す方法として2つのストレッチを紹介しました。
肩関節の痛みの原因は本当にたくさんあり、1つに絞る事が難しい症状なんです。
紹介した肩関節後方の硬さ・外旋能力の低下に加えて
・肩峰の形態(整形外科の専門)
・肩峰の骨極(整形外科の専門)
・肩甲上腕関節の動き(足うら屋の得意分野)
・肩甲胸郭関節の動き(足うら屋の得意分野)
上記の関節にまつわる筋肉に対するストレッチなど
もちろん、この内容に疑問を感じることもあるかと思います。
内容が理解できなかったり、やり方がうまく行かずに痛みが増強してしまうことがあるかもしれません。そのくらいこちらのストレッチは難しいものです。
なので、やり方がわからなかったら是非一度、足うら屋へご連絡ください。
今のあなたにはこのストレッチが有効なのかをしっかり検査してお伝えさせて頂きます。
連絡先は
最後まで読んでいただきありがとうございました。