札幌市東区の整体なら「足うら屋」

いつも足うら屋のホームページをご覧頂きありがとうございます。

今回は四十肩・五十肩を早く治す方法についてお知らせします。

当院にも四十肩・五十肩の症状でお悩みの方は多くいらっしゃいます。

その方々へ伝えている

「これができる様になると四十肩・五十肩は早く良くなりますよ」とお伝えしていることを後悔していきます。

それでは、よろしくお願い申し上げます。

肩の状態の時期は?

五十肩の病期は大きく分けて3つに分類されます。

①炎症期

②拘縮期

③回復期

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

四十肩・五十肩で眠れない方へ

大切なのはあなたが今どの時期にいるのかが重要になります。

炎症期の場合

四十肩・五十肩の炎症期では「ズキズキする」「ジンジンする」という様な表現で痛みを伝えられる事が多いです。

日常生活ですと夜間痛や朝の痛みが如実に現る時です。

痛みのスケールでは最大の痛みを10  痛くない状態を0とすれば

痛みのスケールが7から10の時は要注意です。

この時期は肩を動かそうとしても強い痛みを引き起こしてしまうため

痛みのないポジションを知ることが絶対に必要です。

これは十人十色ではありますが一つの例を紹介します。

これはいわゆる「三角筋で腕を吊るすような状態」です。

この状態をつくることで痛みからは解放さる時間ができます。

痛みがずっと続いた状態でいると脳が痛みを敏感に感知する状態になりその後がとても大変になります。

痛くない姿勢をとりましょう

拘縮期には肩・肩甲骨の動きを確認すること

拘縮期には痛みの軽減と同時に「肩関節の動かしにくさ」を感じるかと思います。

肩の重さやだるさで表現される時期ですね。

痛みのスケールでは3から6くらでしょうか。

肩の痛み<肩が動かしにくいとなりますので運動が必要な時です。

この時期が四十肩・五十肩を回復させる最大のポイントです。

①肩関節のチェックポイント

肩の外旋機能は維持できているのか

②肩甲骨

背骨に寄せる事ができるか

まずは肩の外旋から見ていきましょう

「外旋」という言葉は馴染みがないかと思いますので

この画像と同じ動きをテストしてもらえると嬉しいです。

この肩を外に捻る角度がきちんと取れているのかが肩を挙げて良いのかを図る最大のポイントです。

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     外旋開始                     このくらい開く事が重要です

これがうまくいってない状態では肩関節を120°(耳くらいの高さ)まで挙げるのは非常にリスクが高まります。

これが出来ない状態で肩を挙げ続けると最悪の場合、腱板断裂に繋がる恐れがあります。

なぜこの動きが必要なのかというと

頭を洗う動作の通り道なんですよね。

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この動きができる様になる為に必要なんです。

頭を洗う動作

髪を縛る動作

衣服の着脱動作

が代表的な動きになるかと思います。

この為に外旋運動は必要なんです。

 

外旋テスト②

次は肩関節90°屈曲位(前ならえの状態)から外に肩が開くのかテストします。

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左の図から

右の図まで開く事が出来るか

※これが出来ないと足うら屋では120°以上肩を挙げるのはリスクが高いとお伝えしています。

少し専門的なお話になりますが、肩をバンザイする動きにはこの外側へ捻る動きが必ず伴ってくるからです。

この能力がない状態で肩を挙げ続けると

①肩が内巻きになり夜間痛になる姿勢になっていく

②外に捻る機能を失い、背骨で肩を挙げようとする(姿勢不良に繋がる)

③最悪の場合、腱板(肩のインナーマッスル)にストレスがかかり腱板断裂してしまう。

このようなリスクを考慮して、足うら屋ではこのテストを最初に行なっております。

このようなテストを行なっていないあなたへ

このようなテストを行なっていない方もいらっしゃるかと思います。

もちろん、他院ではまた別の方法で肩関節を改善している院もたくさんあるかと思います。

それぞれの院で沢山の研修をされていますし、私の知らない知見をお持ちの先生も大勢います。

なので、今回の様な新しい情報がさらにあなたの四十肩・五十肩を早く治す事の一助になれば嬉しいです。

このような記事を書いたのには、私の父が無痛性の腱板断裂をしてしまった背景があります。

腱板は一度切ってしまうともう手術しか回復させる方法がないのが現状です。

この記事を読んでくださっているあなたには腱板断裂をして欲しくないんです。

このメッセージが少しでも多くの方に届いていただけたら嬉しいです。

この他に何か四十肩・五十肩にお悩みの事がありましたら

こちらからお問い合わせください。 こちらをクリックしてください

長くなってしまいましたので次回はこの外旋のストレッチについてお話させて頂きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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