五十肩の症状で悩んでいる方からこのような質問をよくいただきます。
『五十肩の痛みは病院に行けばいいの?整体に行けばいいの?』
今回は病院と整体のそれぞれどのような領域が専門になるのか?どのように病院と整体を選べばいいのかを説明していきます。
病院の専門領域
病院でしかできない専門領域は『医師による診断』です。医師法により『診断』は医師以外の者が行うことができないと規定されています。
その診断を行うための手段として問診、画像診断(レントゲン、MRIなど)を用います。その結果、骨折や腱板断裂の有無、手術が必要かそうでないかを総合的に判断します。
そして骨折や腱板断裂がない、手術が必要ないと判断された場合の処置としては湿布、服薬がメインとなるところが多いです。
整体の専門領域
整体では医師が在籍しているわけではないので『診断』は出来ません。
整体では今出現している症状に対して根本原因を探ることをメインとしています。
私たちは腱板断裂や炎症も原因ではなく結果として表面化している現象だと捉えています。
日常生活の座り方、歩き方、手の使い方、食事、睡眠、ストレスなど多角的な視点を用いて『なぜ?』に対する答えを言語化していきます。
どのようにして選ぶ?
最初は骨折や腱板断裂などの明らかな損傷が生じていないかを判別するために病院を受診する方が多いです。明らかな損傷がある場合には外科的な処置が必要となることもあるため第一選択としては病院が挙げられると思います。明らかな損傷がない場合には服薬、湿布で様子を見ていきます。この処置方法で痛みが改善する方も一定数います。問題となるのはこの処置を続けていて痛みが改善していかないにも関わらず同じ処置を受け続けている方です。湿布や服薬は痛みを抑える効果を持っていますが身体の歪みや生活習慣を変える効果は持っていないのです。
通院する病院はリハビリテーションも行っているのかもとても重要な事です。
病院で提供された処置を1か月続けて全く変わらない、痛みが改善してこないという方はその方法では今の症状の根本原因にアプローチできていないと判断できます。
その場合は新しい方法を身体に試していく必要があります。次の段階に進むということですね。
整体では日常生活に潜む身体への負担を探っていきます。痛み止めでは一時的に抑えられていてもそれ以上に体に負担を掛け続けている習慣があるということです。それを一緒に見つけていきます。
病院に通ってもう数か月、あまり変化なく今も同じ処置をしながら『なんで自分の痛みは治らないのだろう?』と悩んでいるあなたへ
もちろん、今までやられていた事が正しい・正しくないのお話ではありません。
今までの行われていた方法で四十肩・五十肩が良くなってきたことは沢山あるかと思います。
ですが、この記事を読まれている方の多くは四十肩・五十肩の症状が思わしくない方がおおいのではないでしょうか?
その様な状態でお困りであれば
是非一度足うら屋にご相談いただき長く悩んでいる五十肩の症状を次の段階に一緒に進めていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。